幼少期の「言うことは絶対」ってルールに縛られる
「親や教師といった人の言うことに絶対服従しないといけなかったという人」は、他の人が言うことを聞いていないと心のどこかで「言うことを聞かないなんて悪いやつだ」と思いがちです。
柔軟に考えられず、命令されたことより違うことをしたほうがいいと考えてもその命令した人が正しいと無意識に思ってしまうんですよね。
でも、今まで命令してきた人が言っていることは家庭や学校などの一部でしか通用しないんです。
わたしは逆らわないほうが楽だから言うことに従って生きてきました。
20代に入ってから社会に出て子供時代よりは自由になったはずなのに不自由さを感じました。
教えられた環境だけで通じるルール的なことだったので、外で使ったら通用しなかったりして間違っていることの方が多かったからです。
自分と全く違うタイプの人は自分で選んで行動して柔軟に生きているのに気づきました。
言うことはまあまあ聞いていて、間違ってると思ったら自分で考えて動くというようにストレスと上手く付き合っている人の方が多かったんです。
人の言っていることは完全に正しいと思い込まないこと
人生を何回もやり直しているわけでもなく、人生の種類にはいろいろあるので教えてくれる人は間違っていることがあります。
親や教師が教えてくれることって、その人個人が経験してきたことでしかないです。
いくら尊敬している人だからと言って完全に飲まれるのはいけません。
多分、「尊敬している人ここがいいんだけどのこういうところは嫌だな」と思うことがあると思います。
いいところだけつまんで自分の中に吸収しましょう。
全てが正しいと思い込まないようにしてください。
言うことを聞かないと怒られると思っている人は言うことは従ってもいいですが、その人の言うことが間違っていると思ったなら「その考えはわたしとは違うな」と心の中で逆らっておきましょう。
怒ったり怒鳴ったりして言うことを聞かせようとしてくる相手は洗脳しようとして自分の言う通りになってくれないと嫌だと言う人なだけなので無視してください。
簡単なことから自分で選ぶ練習をしておく
今この記事を読んで「人の言うことに縛られてばかりだな」と気づいた人は人に縛られていることから抜け出す一歩をもう踏んでいます。
親や教師が厳しかった場合、自分で選ぶ機会を奪われてきた人が多いと思います。
なので食事や服を選ぶときに意識しないで決めていると思うんですけど、そういうときに意識的に「自分はこれが好きだから選ぶ」と考えてみてください。
ちゃんと自分で選んでいるということを意識することで「今までの言うことを聞かされてきた自分」から、「考えて選んで行動した自分」になるためのステップをさらに踏むことができます。
そうした簡単なことから始めて、自分の将来のことも自分で選んでいくことができるようになっていくはずです。