• 2020/07/24

人のせいにするのは悪いことじゃなくて、その後どうするかが大事だということに気づきました。

人、特に性格・思考の歪みは親のせいにしたい気持ちはわかります。

でも悔しいけど、恨んだままで何もしないとその人に人生を狂わされたままになってしまいます。

だからといって「人のせいは良くない!」と決めて自分を責め続ける思考も苦しい人生になるんです。

今までその人のせいで性格・思考が歪まされてきて散々だったのなら、それこそ今から自分で変えていって自由になっていくのをオススメします。

人のせいにしたまま恨んで終わるのは、その人に操られる呪いをかけられているみたいなもの

人のせいにされて恨んだままで終わると、当たり前ですが何も改善されません。

恨んでその人が交通事故に遭ったらいいんですけど、そんな都合よく遭わないんですよね。

ムカつくことに恨んでも何もないし、何も改善されないから人生がいい方向に一向に向かない。

いわば気づかないと解除できない呪いをかけられたようなものです。

その恨みはもっていても問題ないのですが、「あいつのせいだからわたしはこのままなんだ…!」で終わらせてしまうと呪いになるんです。

その恨みをバネにしてあなたが幸せになった方が一番の反撃になります。

人のせいにしないで自分を責めると自分で行動ができなくなる

「人のせいにしちゃいけないなら全部自分が悪いんだ!!」

白か黒かの思考に取り憑かれていたわたしはそう思っていました。

でも人のせいにしないで自分のせいにばかりすると自分のことを嫌い始めるんですよね。

「何があっても自分の責任」ならいいんですが、「誰かが失敗しても自分のせい、関係なくても自分が悪い」の思考は精神衛生上良くないです。

自分のことを嫌い始めると「じゃあどう行動したら、わたしのせいにならなくなるんだろう」という虚無が襲ってきます。

そして心のどこかではあなたは「わたしは悪くない!でも人のせいにするのは良くないからわたしが全て悪いんだ…でもでも嫌だ…」って暴走し始めるんです。

気持ちが追いついていないから何もできないし、考えもまとまらないから負のループにハマります。

例えるなら、車のアクセルとブレーキを同時に踏んでいる感じ。

なんでも全て自分のせいにするのも楽なのですが、精神的に動けなくなるならやめましょう。

適切な場合に人のせいにして、それでも自分で自分を変えていく方がいい

子供の時に身につくべき自己肯定感・コミュニケーション能力は環境で身についていきます。

しかし、精神的にひどいことをされた場合や会話をまともにしてもらったことがない人は大人になって苦しむんですよね。

他の人はできるのに自分はできないって。

それはあなたのせいじゃないんです。

今まで教えてくるべきだった人が間違っているだけなんです。

そのようなときに自分を責めている人はその教えてくるべきだった人が悪いと考え直してください。

人のせいにできているけどそのままだった人はそのままでOK。

自分を解放できたら、その人のせいで起きた弊害をどうしたら自分で解決して自由になれそうかを考えてみてください。

「自分が嫌い」だったら、「どういうときに自分が楽しいと思えるか」「その楽しいと思っている自分は嫌いか」を考えてみてください。

「自信がない」だったら、今気になってチャレンジできていないものを1mmでもいいのでチャレンジしてみましょう。

ハードルは本当に低いもので大丈夫です。

チャレンジでハードルを低くするとは?
  • 「運動の習慣をつけたい!」だったら「まずはスポーツ用の靴を履く」という簡単なことでOK
  • 「本を読む習慣をつけたい!」→絵本からスタート

「その人のせいなのに自分が今苦労しているのはおかしい!」と怒る気持ちがあると思います。

本当にわたしもその点はむかつきますし、他のなんとなくでもできる人が羨ましいです。

人は皆人間として成長する道のスタートラインが違います。

恨んで何もしないのは、本当に悔しいけど一生その心底憎い人に道を歩けないように支配されているだけなんです。

だから、自由になって幸せになるためにも一緒に頑張って行きましょう。

まとめ

「人のせいにするのは悪じゃない。その後に行動するのが大事。」:まとめ
  • 人のせいにするのは悪いことではなく、その後に行動することが大事
  • 人のせいにしたまま動かないで恨んでいるだけだと何も変わらない
  • 恨んでいるだけだと人生をいい方向にする道を人に操られる
  • がんじがらめで精神衛生に悪いし行動できなくなるから全て自分のせいにしない
  • 自分のせいじゃないことは人のせいにして、でも自分で変わるようにして人生を自由に生きることを意識する

わたしの場合は「人にわからないことを聞いたら怒られ続けてきたから今も自分で解決しようと踏ん張ってすぐ聞けない」と言う弊害でした。

20年間も一緒にいた歪んだ癖を直すのは簡単じゃないと思います。

でも今幼い頃の習慣で生まれた弊害に気づけたことから改善できると考えています。

白か黒か、0か100かの思考は疲れちゃいます。

だからこそ中間をとって「人のせいにするときはする、でも自分で改善していく」を大事にしていけたら生きやすくなります。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったらシェアお願いします!