HSP気質の人は精神的に不安定になったことが多々あると思います。
なったことがある人ならわかると思いますが精神的な余裕って限りなく0%に近いですよね?
ここで人間関係でうまくいかないときを思い出してほしいんですが、大抵苦手だなと思った人は当たりがキツくありませんでしたか?
人にきつく当たってくる、深刻なことで受けたストレスを吐き出してくる人は精神的に不安定になっている場合が多いです。
HSPの人は真面目にしっかりと人の話を聞くタイプの人が多いので精神的に不安定な人を引きつけてしまいます。
人間関係のトラブルから避けるためには精神的に不安定な人が近くにいると察知して、近寄らないことが大事です。
目次
精神的に不安になると当たってくる人が多い
精神的に不安定な人の近くにいないようにするとこっちも嫌な気持ちにならないで済みます。
精神的に不安定な人はサンドバックを無意識で探しているんです。
余裕がないので言い方がきつく当たってくる人が多いです。
そういう人はストレスをどこかに当てて発散してスッキリしたいと考えています。
繊細なHSP気質の人が狙われるのは話をしっかり聞いてくれるタイプだとサンドバックを探している人は察知するからなんですね。
サンドバックにしてくる人は「お前の方が悪い!!!」と言って聞きません。
そういう人はあとで「あんなに怒っちゃって傷ついてないかな・・・」と思うことはあっても3秒後には忘れています。
サンドバックにしてくる人からは離れた方がいいです。
リアクションに困る
精神的に不安になって深刻な悩みをぶつけられるとリアクションに困ります。
何を言っても相手の地雷になってしまう気がしてならない…。
変にアドバイスをするのは火に油を注ぐようなものです。
不安定な人は自分で選択することが不安によってできない状態になっているので、責任をなすりつけてしまいがちです。
相手の不安には同意の気持ちを込めておうむ返しをすること。
相手の感情を落ち着かせるために同意していることを相手に伝えます。
相手が友人だった場合はその後の関係性を考えて落ち着いて対処する必要があります。
相手が知り合い程度で仲がそんなに良くない場合は落ち着かせてその日以降合わないという手を取ることができます。
精神的に友人が不安定になった場合
友人が精神的に不安定になった場合はきっと優しいあなたなら助けになってあげたいと思うでしょう。
あなたが精神的に余裕があって話を聞いてあげられるなら問題ないのですが、精神的に疲れている場合は距離を置くというのも一つの手です。
負のオーラというのは強いものです。
一緒に精神的に沈むとお互いにいい思いをしません。
最終的に立ち直るためにはその友人自身が一人で解決するしかありません。
なので、特に繊細でHSP気質な人は友人を助けられなかったとしても自分を責める必要はありません。
できる範囲で手助けをする、ということだけで大丈夫です。
自分が精神的に不安定な場合、助けの求め方を考えておく
話だけ聞いて欲しいと先に伝える
逆にあなたが精神的に不安定な場合、友人や信頼できる人に話だけ聞いてもらうように先に伝えておくのも手です。
本当はカウンセラーの人に聞いてもらうのが一番いいのですが、お金がかかりやすいです…。
友人に「愚痴ってしまうんだけど話を聞いて欲しい」と先に冷静に伝えておきます。
友人も覚悟して聞いてくれるはずです。
友人も精神的に余裕がなかった場合は断る可能性もありますが、そのときはそのときでお互い余裕がないんだなと思いましょう。
あなたも「話だけ聞いてほしい」と言われたら「はい、いいえ」で答えやすいのではないでしょうか?
迷惑がかかってしまうから話せないという人もいると思います。
同じ友人にばかり話すと負担が偏ってしまうので、違う友人にちょこちょこ話して分散するというのも大事です。
元気なうちに精神的に落ち着く方法をストックしておく
精神的に落ち込んだときに、適当に行動したら落ち着いたということがあると思います。
そういうときは「何をしたら精神的にだいぶマシになったか」をメモっておきましょう。
自分だけの説明書を作っておくと落ち込んだときに対処方法が見つかります。
私の場合は「寝る、紙に書き出してみる、激しい運動をわざと倒れるくらいしに行く」です。