こんにちはマナコです。
今ではポジティブに〜とかブログタイトルにもなっているくらいには元気ですが、かつてはいじめられていました。
今日はそんないじめらていたときのことを思い出していこうかなと思います。
なるべくマイルドに書いていますが、いじめられたことがある人は嫌な思い出がフラッシュバックするかもしれないので気をつけてね。
結論から言うと、いじめられた時は1人で居ないこと陰で支えになる人を作っておくことが大事だったなと思います。
小学校のいじめは軽いものだと思って誰も助けてくれない
わたしは小学校5年生の初めに転校してからいじめられていました。
もー、転校生って人気者になるんじゃなかったんですか〜!?
名前が特徴的なのと、声が女性らしくなかったことでクラスの全員からいじめられていました。
具体的に言うと何人かのグループが主体で、クラスの子はほぼついでにストレス発散みたいなノリで混ざってきてました。
そんなことで!?クラスぐるみでいじめるなんて超ガキじゃん…!と思います。
日直の時に前に出て何かテーマを考えて話さないといけないイベントがありまして、それが私はすごい嫌いでした。
だって、真面目に喋ってるのにバカにして笑われるんですもの。
- 声を出すたびに笑われる
- 空気読めよなと女子からも仲間外れにされる
- グループで意見を言うと可哀想だから一緒にいてやってるのに何言ってんの?と言われる
思い出しても嫌な思い出です。まったく苦笑ものです。
当時は先生も軽いものだと思って見なかったふりをしていました。先生なんて今でも大っ嫌いですね!
いじめられていることを家族に言ってもまともに取り合ってくれない
転校してからいじめられ続けて、ついに日直の時とか国語の授業の時は出席できなくなりました。
お腹が痛いんだよ〜、と。
全然お腹なんか痛くなかったのですが(体が強かった)、学校に登校拒否していました。
ええ、プチ登校拒否です。
いじめられているんだと親に言っても
「転校生だから珍しくて揶揄ってるだけでしょ?いじっちゃうほどあなたのこと好きなのよ」
まともに話を聞かないのですこの親!!!
休んでいる時は女子生徒が宿題とかを届けてきてくれるんですが、その生徒がまた余計なことを言ってくるんですよね。
「マナコちゃん○○がマナコちゃんのことバカだって言ってたよ」
いや、それ今言う必要ある?
何人かの子はいじめには直接加害して来なかったのですが、無言&見なかったふり&友達のふりして加害してくるみたいな人が多かったですね…。
箒が頭に直撃、いじめを終わらせるための解決の糸口
小学校5年生から一年間いじめが続き、そして6年生になる前のことです。
自分の性格が確立して面白おかしく話すようになったのはこの頃が強く影響しています。
ある日、机に伏せて寝ていたらいじめ主犯グループの男子の1人が野球バットを振るように箒で素振りし始めました。
それが手から抜けてわたしの後頭部に棒の先が直撃─────。
箒って頭に思いっきり当たると、箒の方が折れるんですね。
わたしはめちゃくちゃ泣きました。
先生も男子を何人か叱っていたのですが、いじめ主犯グループの男の子たちは泣いているわたしの真似をしてきました。
先生はまた叱りますが何も反省していません。
「ああ、こいつらは一回負かされないと何も思わないんだな」
わたしは今まで悲しくて泣いていたのですが、多分ずっと怒っていたのだと思います。
真面目にやっているのになんでわたしがいじめられないといけないんだ、と。
強く憤りを感じて爪が手のひらに食い込むほど、拳を握りしめていたのを覚えています。
開き直りからの人気者へ。いじめの終幕
わたしは多分精神的に限界だったのでしょう。
真面目にやって笑われるくらいなら、ガチでわたしが面白いものを見せてやろう
一周まわった発想でした。
お笑い芸人になった方がいい。
わたしはその箒直撃事件から、小学生に何がウケるかまだ小学生並みの知能でトーク力を磨きました。
磨いたと言っても、もともと何を言っても笑われるので皆笑ってくれていましたが。
皆の前でお笑いのような軽やかなトークで純粋な笑い、面白さを届けることができるようになりました。
もういじめられて笑われるのは嫌だから、自分が面白いと思ったことで笑わせてやろう。
その想いが自分を行動させたのだと思います。
いつの間に人気者になっていていじめの主犯グループもやるじゃん、みたいなことを言ってきたのを覚えています。
むかつきますね。何様やねん帰れの気持ちでした。
でも、このクラスで一番人気で面白いのはわたしだ。
そういう意味で自信がつきました。
いじめられている時に味方が1人でもいれば心寂しく、嫌な思い出として蝕んでこなかったと思う
クラスでいじめられていて家でも話を聞いてもらえなかったのでわたしは拗ねていました。
1人でも大人が話を聞いてくれて、直接介入できなくても心の拠り所として守ってくれる人がいたら小学生のわたしも少しは救われていたと思います。
お笑い芸人(仮)として華開いたから良かったものの、もしこのままいじめられていたら精神的に病んで中学校もいけなかったかもしれません。
大人になった時に「ああ!小学校のわたしに出会ってわたしだけは味方だよ!って言ってあげたい」と枕を濡らすこともありました。
いじめはフラッシュバックするくらい強烈な嫌な思い出として残っています。
大人がやめなさい!とだけ言うだけだと子供のいじめはエスカレートすると思います。
いじめられている子供にこれからどうしたいか気持ちを聞いて、大人はそれをなんとか叶えてあげるのが一番いいと思います。
すぐには何かできなくても話を聞いてあげるだけでもその子は救われる気持ちになります。
いじめられていたわたしから伝えたいのは、もし近くの子供がいじめられていると聞いたら、子供のことだからと軽く見ないで欲しいってことです。