底辺だと感じている状態から抜け出したときに気をつけることは、今までいた環境の人間を馬鹿にしないということです。
自分は抜け出せたという自信を持つことは大事です。
しかし、もがいている人やその環境にいる人は抜けられないから馬鹿だと思うのはよくないことです。
今回は底辺から抜け出しても今まであった人のことを馬鹿にしたり、下の立場の人のことを踏みにじらないようにすることについてお話しします。
底辺から抜け出しても底辺時代より酷いことをするのはよくない
他人と比べて自分の方が上だと相手に罵詈雑言を浴びせたりする行為は、立場的には上にいたとしても人間として最悪な状態です。
「俺は抜け出せたから行動して抜け出さないお前らはクズだ!」
鼻が高い状態にはなりたくないです。
他人と比較して勝っているとか負けていると考えるのはあまりにも幼稚すぎると思います。
立場が低い人のことを踏みにじっていると、搾取するようになります。
お金を稼ぐことは決して悪いことじゃないですが、人を使い捨てのコップのように搾取して捨てるのは酷いことです。
上の立場にいる人間から罵詈雑言を吐かれたりしたらどう思うでしょうか?
きっと嫌な気持ちになるか、恨みの気持ちを持つと思います。
人のマイナスな感情のパワーは突発的な行動を引き起こす原因になります。
他人と比べて自分を高めるのではなく、自分自身と比較しましょう。
底辺から抜け出しても感謝を忘れない
偉い立場になったからといって人に感謝する気持ちを忘れないようにしましょう。
謙虚な姿勢はどんな立場になっても大事です。
年を取ってから感謝できない人は誰からも相手にされなくなります。
歳をとっているから若い人は気を遣って話しかけにくくなるので、誰からも相手にされないと心苦しい思いをします。
経験も多いし立場も圧倒的に上な人に頭を下げられて感謝されると逆にすごいと感じます。
謙虚だけど只者じゃない余裕が滲み出ます。
自分より下の立場の人を踏み鬱憤を晴らさないようにしましょう。
人を下に見る行為は自分を苦しめることにつながる
今の時代はいつ仕事がなくなるかわからない状態です。
底辺の立場から抜け出せたとしても、人のことを馬鹿にしまくっていると危機的状態に陥ったときに助けてくれる人はいなくなります。
今まで馬鹿にしていた他人と同じ立ち位置にいるということは、自分が言ったことが回り回って自分に返ってきているということです。
一人でやっていくなとは言いませんが、自分が今までしてきた行為のせいで誰も手を貸してくれる人がいないというのはとてもつらいことではないでしょうか?
人に自分がされて嫌なことをやってはいけないというのはいつまでも大切にしていきましょう。
底辺から抜け出したとしても底辺にいたときに見た嫌な上司、上の立場の人間のようにならないように気を付けていきたいものです。