• 2018/08/02
学校

こんにちは!暑さに負けないくらい熱い女ブロガーマナコ(@ag9_od)です!

 

小幡和輝さんの「学校は行かなくてもいい」を読了しました!

 

 

この本では様々な実体験やあんじゅさんの描く可愛らしい漫画も途中で入ることで読んでいる人を飽きさせない工夫がしてあります!

わたしも長かったり難しい内容だったりすると途中でやめそうになるのですが、そんなわたしでもスラスラと読めました。

 

簡単に本をまとめると

 

「学校は行かなくていい!」

 

じゃなくてあくまで行かない方法“も”あるんだよという選択肢を与えるものでした。

通学途中の電車で読んでいたというw

 

本を読んで感じたわたしの考えをまとめました。

後半にわたしの実体験もあるので読んでみてください!

学校以外の選択肢がないと八方塞がりになる

僕にできるのは選択肢を伝えること。あくまでも僕の事例に過ぎないけど、それでも救われる人がいるのであればやる価値はあると思った。

 

もうこれしか選択肢がないということで精神的に追い詰められてしまう人は多いです。

 

選択肢がないからこそ、その道が死ぬほどつらくなってしまうともう自分はダメだと感じて家に閉じこもるしかない・・・となるわけです。

 

わたしも専門学校で去年「学校だけしかこの先成功するには方法はない」という脅迫的な思い込みで自分を追い込んで自分で首を締めていました。

そんなわたしですがカウンセリングを受けたり、本を読み漁り、他の人と交流することで大変かもしれないけど他にも道はいろいろとあるということを知ることができたのです。

 

とにかく大人にできることは、「選択肢を出してあげること」だと思うんです。こういう生き方もあるよ、不登校になったけど、こういう生き方をしている人がいるし、こういう成功をしている人もいる。いろんな人がいて、いろんな人生があって、だからあなたも自分の人生を生きなさい、ということを提示することしかないと。

 

こちらはロリポップレンタルサーバーを立ち上げた家入さんの実体験の中の文章です。
(わたしもロリポップ!活用させていただいてます・・・!!)

 

道が一つしかないというのと、複数道があるというのを知らないのとでは気持ちの面で大きな差がでます。

選択肢が増えることで「な〜んだ。いろいろな道があるならどう転んでもいいかもな。なら、とりあえずできるだけでも学校頑張りつつ他のことも見ていこうかな」って思えるわけです。

自分で気になったものからでもいいのでいろいろと探してみるのもいいですね。

家に引きこもるのはよくない

学校に行かない方法は確かにありますが、家に引きこもって外部とのつながりを遮断するのはよくないとわたしも考えています。

行かなくても他の居場所には顔を出してみましょう。

 

クラスでどう話していいかわからないし、笑い方まで分からなくなってしまい、「自然な笑い方ってどんなんだっけ?」と、鏡の前で練習したことを覚えています。

 

中学校から不登校になって家に引きこもっていて高校から頑張ろうとしていた家入さんは家に引きこもっていたことで笑い方、話し方がうまくできなくなったそうです。

 

人間は毎日人と接することがあるからこそコミュニケーションスキルを保てているわけです。

 

長く引きこもっていると外に出ても話し方がわからないし、もうダメだって自分を責めちゃうようになってまた引きこもってしまう、この負のループが続いてしまうと精神面で苦しくなります。

 

家に一人でいると不安ばかり浮かんで極端に「死にたい」と考え始めてしまうんですよね。

 

わたしも家でプチ引きこもりになっていたときに携帯で「女 学校 行かなくなったら」「死にたくなったら」で検索ばかりしていました。

 

だいたいよくないことが書かれている検索結果だったりして余計に不安になるので本当にオススメしませんw

 

学校以外の場所に友達がいるという子はとにかく明るい。言わなければ不登校だとわからないくらいにね。反対に友達がいなくて家でひとりの子は暗いし、そもそもあってくれない。やっぱり家でずっと一人でいるのは精神的におかしくなっちゃうんだと思う。学校以外にも友達を作ったほうがいい。これは絶対だ。

 

小幡さんは不登校でも適応指導教室という場所に行ったり、いとこと交流していたことで外部とのつながりを持っていたとのこと。

 

そのこともあり、活躍の場所を見つけることができたようです。

 

人間関係で学校で嫌な目にあった人はたまたまその場所が合わなかっただけということもあるので、なるべくボランティア、コミュニティ、アルバイトなどに出てみてください。

 

わたしももがき続けて学校以外にバイトや趣味のグループに顔を出したりしたことで、相談できる相手が増えて自分から相談できるようになれましたし、視野も広くなって選択肢も知ることができました。

「みんなと同じ」や「普通」は疑おう

小幡和輝さんは小学校低学年でまだ習っていない「マイナス」の問題の解き方を知っていたので「マイナス2!」って答えたのに「は?なにそれ?」とまるで何言ってんだこいつみたいな感じになったそうです。

 

わたしだったら

「なんでマイナスになんの!?マイナスって引算だけで使うものじゃないんだ!すっげ〜〜!!!?」

って空気読まないで言いそうだな・・・w

 

「みんなはまだ習っていないから、みんなやってるから」という理由で考えずに終わってしまうことが多いですよね。

 

みんなと違くてもいいんです。

 

「みんなが・・・」という考え方をずっとしていると、会社に勤めてから黙々と与えられたことを文句を言わずにやるだけの人生になってしまいます。

 

理由があって同じにするならいいのですが、理由も特にない状態で「みんながそう言ってる、やってるから・・・」と思考停止して決めないほうがいいです。

 

なぜなら、みんなができることしかできなくなる可能性が高くなるからです。

 

これからの時代は“平均的な人材”では行きていけない。「代わりがきく仕事」は、費用があまりかからず何時間でも働けるロボットに代用されていくからだ。

 

「みんなと同じ」に悩んでいる学生は「“みんなと同じ”、“普通”って何?」ということを学校にいる間に考えてみてほしい。

マナコの実体験

わたしも転校してきてから

 

  • 女子のみんなと違ったハスキーボイスということと珍しい名前から毎日からかわれいじめられた
  • 「みんなは昼休みの時間に外で遊んでいるのになんで絵を描いているんだ」と先生に怒られなぜか廊下に立たされていた

 

みんなと違うことが理由で嫌な経験をしたことがあります。

 

このことは何年経っても覚えています。

 

お腹が痛いと嘘をついて休ませてもらっていたのですが、

休めば休むほど「あいつ逃げやがった」ということでいじめはエスカレートしていくので休むのも恐怖でしかなかったです。

 

学校に行きたくない気持ちで1年間毎日感じていて、休みの日も外にクラスの子がいたら影口を言われると恐怖して外に出てもおどおどしていました。

 

「何もしてないのに馬鹿にされて笑われるなら、面白いやつになって見返してやろう」

 

と思って性格を変えようと決意して行けたからよかったですが、性格を変えるのは難しかったですし本当の自分を見せられていないと苦しんでいました。

 

もし、学校に行かない方法もあると知っていたらそれだけでも救われる気持ちになっていたはずです。

 

今も専門学校でまた行きたくない気持ちになっているのですが今は様々な道もあると知っているので、

 

「今もしダメになったとしても他にも道はある。
だから他のことにも取り組みつつ、学校もまだ頑張ってみようかな」

 

と思えています。

最後に精神的にもう限界なら逃げてもいい

何回も言われていると思いますが、大事なのはあなたの心と身体です。

 

健康じゃないと学校もですが、何をするにしても困難になります。

学校のことで「死にたい」しか考えられないようなら学校よりもまず先に心身を休ませることに使ってほしいです。

 

今日〜3日だけ休むと自分で決めてみるとか。

 

休んでいる間に自分が何に嫌なのかを紙に書いてみて整理して信頼できる人に相談してみるのもいいです。

 

あなたが活躍できる場所はあります。

命を絶つということはまだ考えないでください。

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